一人暮らしに必要なもの、って言われてもすぐには思いつきませんよね。とにかく何か挙げようと周りを見れば、あれも必要これも欲しいとあまりにたくさんの物があって混乱してしまいます。
だからと言ってお店で直接みて決めようとすると本当にそれが必要か悩んでしまうし、初めてなら選ぶ基準もわからないものですし、買い忘れが出たり、逆に店員さんに勧められて余計なものまでかってしまったりなんてことも考えられます。
そんなあなたにここで、必要なものをリストアップしちゃいます。
衛生用品の費用
意外と忘れがちなのが衛生用品です。
衛生用品というと、あまりピンとこないかもしれませんが、実はなければ困るものがたくさんあります。
- 歯ブラシ
- 爪切り、綿棒、耳かき
- カミソリ
- タオル
- 置き薬、消毒液、絆創膏
- 胃腸薬、風邪薬、頭痛薬、目薬
- 生理用品(女性の場合)
上記のようなものが、忘れがちですが生活していく上で必要なものです。
これら一式揃えるのに、およそ5,000円〜10,000円の費用がかかります。
歯ブラシ
たとえば、歯ブラシなどはないと困りますよね。うっかり買い忘れてしまうと後悔するものです。
爪切り、綿棒、耳かき
爪切りや耳かき・綿棒などといったものも、いざ必要になった時にないと困るものです。
カミソリ
男性ならひげそり用品、女性でもカミソリなどは使うので必要になりますね。
タオル
バスタオル、フェイスタオルも一人暮らしを始めると必要です。洗濯をしそこねたり、なかなか乾かない時もありますので、洗い替えに2、3枚用意しておくと安心できると思います。
薬、応急手当て道具
病院にいくほどではない急なケガや病気の時のために、最低限の置き薬や絆創膏、消毒液などは必要でしょう。
特に薬は風邪薬、胃腸薬、頭痛薬、目薬くらいは1箱ずつ持っておいた方が安心です。
とげぬきなどもあると役に立ちますので1つ用意しておきましょう。
女性ならば生理用品なども最低限買っておかないと、いざというとき大変な思いをします。
掃除用品の費用
一人暮らしでは、掃除も全て自分の仕事になります。それも部屋だけではなく、キッチンやトイレなどの水周りも自分で掃除しなければなりません。
まずは部屋ですが、一人暮らしの学生の場合には、それほど広くないワンルームに住むケースも多いと思います。
その場合は「掃除機」は不要です。
掃除用品は、詰め替えの洗剤もうまくつかいながら費用を抑えることができます。
ただし、家具とは違って、何度も消耗するので、定期的に費用がかかってしまいます。
掃除用品の費用はおよそ10,000円〜15,000円です。
(掃除機などの電化製品を買うとさらに高くなります)
掃除機よりもコストパフォーマンスに優れているのは、クイックルワイパー的なフロア掃除用具と、通称「コロコロ」と呼ばれる粘着式ロールペーパーの組み合わせです。
どちらも安く、電気代もかからず、収納も楽です。あとはハンディクリーナーが予想外に使えるのでオススメですね。
トイレ掃除
トイレはいつでも清潔にしておきましょう。
毎日やりたいのが、便座の裏とトイレのフチをトイレットペーパーで拭くことと、床に落ちている毛やホコリの掃除です。
あとは数日に一度、塩素系洗剤で便器内を洗浄しましょう。
お風呂掃除
浴室にカビが生えると、入浴時に気分が滅入ります。壁などの場合は浴槽用スポンジで見つけ次第ふき取るようにしましょう。
スポンジでふき取りにくいところは、カビキラーなどの洗剤の出番です。
あと、お風呂の浴槽は一度使うと垢がこびりつくので、なるべくこまめに掃除したいものです。
バスマジックリンのようなお風呂用洗剤なら吹きかけて放置しておくだけで、こすらずにきれいになりますよ。
バス用品の費用
ひとり暮らしをするなら、バス用品は最低限必要になります。
できれば、ボディケア・ヘアケア・スキンケア用品とタオル類はあらかじめ用意しておきたいところです。
これだけあれば最悪、家でお風呂に入れなくても、近くにある銭湯などでお風呂に入ることができます。
とにかく、ひとり暮らしを始めるなら、真っ先にお風呂に入れる準備だけはしておきたいところですね。
そして、余裕ができたら、家のお風呂も使えるように準備していきましょう。
初めに、浴室用のイスと足ふきマットは用意しておきたいところです。スポンジや洗剤などお風呂を洗う道具は、最悪、後々用意するようにしてもいいでしょう。
衣食住という言葉を考えたとき、衣は衣服をさし、食は食事をさしますが、住はただ単に住む場所をさすわけではありません。そこには風呂にはいり体を清潔にするという、人としての最低限の生活が含まれているのです。
ですから、家具がなくても家電がなくてもいいですが、風呂に入る用意だけはしなくてはいけません。
逆に言えば、暖かい飯を食べて、清潔な服を着て、住む場所があって、お風呂に入れれば、人は何もなくても人間らしい生活を送ることができるということなのです。
学生の場合には学業を忘れずに、勉学に励んでくださいね。
バス用品はおよそ3,000円〜5,000円で揃えることができます。
キッチン用品の費用
食器類を用意したなら、合わせてキッチン用品も用意しましょう。
まずは食器類を清潔に保つために食器用洗剤は欠かせないでしょう。食器用洗剤を使わないで洗う方法もなくはないですが、やはり食器用洗剤を使って洗うのが一般的な方法になります。
食器用洗剤を選ぶときのポイントはいくつかありますが、ひとつに“液性”があります。洗剤には、液性が中性のものと、弱アルカリ性のものがあるのですが、その中だと弱アルカリ性の洗剤の方が“洗浄力が高く”なります。
ただし、洗剤のアルカリ性が強くなるほど、手あれもしやすくなるので注意が必要です。食器用洗剤を選ぶときには、その洗剤が自分の体と相性がいいのかどうかも考慮に入れたほうがいいですね。
キッチン用品には他にも、スポンジ、水切り袋、ラップ、アルミホイルなどがあります。食器用洗剤だけではなく、これらの用品もぜひ用意しておきたいところです。特にラップは普段生活するときだけではなく、非常時にも使い道がとても幅広いので、一家に一つは必ず用意しておきたいところですね。
- 食器用洗剤
- スポンジ
- 水きり袋
- ラップ
- アルミホイル
キッチン用品の費用はおよそ1,000円〜2,000円で揃えることができます。
食器類
食器類は割れやすいですから、引越しする時に、荷物として持って来ない人も多いと思います。
引越ししてきて初めのうちは、紙食器でも十分まかなえます。
しかし、それも続くとコストがかさんでしまので、引越しして一段落着いたら食器類は揃えたほうがいいでしょう。
一人暮らしの場合だと、食器類は最低限揃えれば事足りますが、少なくとも、ご飯をよそう茶碗や汁物を入れるお椀、おかずを載せる平皿、カトラリー、そしてコップは必要になるでしょう。場合によっては丼もあると便利かもしれません。
こうした食器は雑貨屋さんにいけば大抵売っています。あと、100均にも売っていますから、あまりお金をかけたくないのであれば、ひとまずそちらを利用するのも手です。
初めはシンプルで使いやすい食器を選ぶようにすることをお勧めします。
もしも食器にこだわりたいのであれば、後々買い足していけばいいでしょう。
食器なら、色は白色で、形は汎用的なものが王道ではないでしょうか。
食器を選ぶ際には、自分がどのように使うのか想定してみるのが大事です。そうすることで、本当に必要な食器とは何なのかが見えてくると思います。
- 茶碗
- お椀
- 平皿
- カトラリー
- コップ
- お箸
食器用品にかかる費用は、およそ1,000円から2,000円で揃えることができます。
紙製品の費用
家具家電などの大きなものは後で用意するとしても、日用品は必要に応じて買い足さなければなりません。
特に、トイレットペーパーやティッシュペーパーなど紙製品は、初めから十分にストックしておくといいでしょう。
紙製品は、必要になった時に必要な分を買い足すのもいいですが、余裕があるのなら、余分にストックしておくのが吉です。
紙製品は悪くなりませんし、必ず使うものですから、緊急時に備えて1パック以上は多く用意しておくようにしましょう。
おすすめは200枚組のBOXティッシュです。150枚入りのモノと比べて交換する頻度が少ないので、一人暮らしだと大変便利です。
一人暮らしの第一歩目として、まずは紙製品を購入しておきましょう。
紙製品の費用は、およそ500円で揃えることができます。
ゴミ袋の費用
一人暮らしで必ず揃えておきたい日用品はゴミ袋です。ゴミ袋なんて、コンビニの袋で代用できると思っている人も、必ず揃えておいてほしい日用品です。
ゴミ袋は、地域によっては指定の袋以外使用できないという地域もあります。またゴミの種類によって、いくつもの種類の袋を用意しなければならないこともあります。
本当にコンビニ袋で代用できるのか、確認しておきましょう。地域指定のごみ袋は、その地域のコンビニやスーパーに行けば手に入れることができます。
指定がある地域であるにも関わらず、指定外の袋でゴミ出しした場合は、回収されずにそのまま放置されることもありますから注意が必要です。指定がないという地域であっても、万が一の時のためにゴミ袋くらいは最低限用意しておくべきです。
大きなゴミ袋であれば、ゴミ出しに行く回数も減らすことができます。一人暮らしであっても、こういった最低限の日用品はケチらずにきちんと用意しておくようにしましょう。
ゴミ袋の費用は、およそ500円で揃えることができます。
交際費
大学生になると、友達同士の付き合いやアルバイトの先輩と関わる場面も増えると思います。
実際に活動できる時間帯は高校生とは違い、深夜まで出歩いても特にお咎めがあるわけではありません。
そこで必要になってくるのが、交際費です。
友人や恋人と出かけるだけでも、交通費やガソリン代、食事代などの費用がかかってきます。
また飲み会なども開催されると飲み会の費用も必要ですよね。
一軒飲みにいくだけで3,000円〜4,000円ほどお金がかかり、2軒3軒とハシゴをすると、一晩で10,000円を超える出費も出てきます。
交際にかける費用は、一人暮らしをする上で、金銭面を大きく左右するでしょう。
1ヶ月の交際費は、およそ10,000円〜20,000円ほど必要です。
友達付き合いも大切ですが、学生の本業を忘れることなく、学校生活を楽しみましょう。
(もちろん未成年の飲酒は、法律で禁じられているので絶対にやめましょう。)
まとめ
以上、一人暮らしに必要なものを挙げてみましたがいかがでしたか?
「そういえば、これ忘れてた。」と気付いた方もいらしたでしょう。
加えて誰もが挙げたものすべてが必要というわけでもなければ、こんなものじゃ全然足りないというかたもいらっしゃるでしょう。
交際費に関しても、あまりお金を使わない人は全然費用がかからないです。
反対に浪費家の人にとっては1番ネックな費用ではないでしょうか。
したがって、この記事はあくまでも目安としてお考えください。
この記事も参考に、必要なものをしっかりとそろえて楽しい一人暮らしを送ってください。