一人暮らしをしている学生の中には自炊を心がけている人もいるのではないでしょうか。
自炊をするさいに困ってしまうのが、残った食材の保存方法。
ここでは一人暮らしに役立つ冷凍保存に関する内容についてご紹介していきます。
冷凍保存をするときの注意点!
実は冷凍保存をするときには闇雲に冷凍庫に食材を詰め込めばいいとうわけではありません。
しっかり冷凍保存のルールを覚えて、食材が痛まないように工夫しましょう。
冷凍保存の期間は長くても2ヶ月!
食材を美味しくいただくには生のものを調理し、すぐに食べるほうが栄養価も高く断然体にはいいんですね。
しかしついつい買いすぎてしまったり、残った食材があると捨てるわけにはいきませんよね。
そこで冷凍保存です。
ただし冷凍保存の期間は長くても2ヶ月を目安に使い切りましょう。
冷凍保存することによって、食材に付着している菌の繁殖を防ぐことができます。
賞味期限を考えると1ヶ月以内に使い切るほうが無難です。
解凍した食材を再び冷凍しない!
一度解凍した食材をまた冷凍してしまうと、食材がさらにダメージを受けます。
一度冷凍した食材は冷凍することによって、品質を保ちます。
ところが解凍してしまうと氷と一緒に中の栄養素も崩れやすくなってしまうんですね。
密封して冷凍保存する
中に空気が入ってしまうと、食材の酸化がはじまり品質が悪くなってしまします。
できれば密封したものを冷凍するように心がけましょう。
保存した日付を書いておく
冷凍保存をしていくと冷凍庫の中では「いつの食材」なのかわからなくなることもあります。
それを未然に防ぐためにも、いつ冷凍庫に入れたのかの日付を書いておくと、衛生的にも安心して食材を使うことができるんですね。
また、作りかけの食材を冷凍する場合、後で見ると中身が何か分からなくなりがちなので明記しておきましょう。
米は冷凍保存が便利!
※米といっても生米ではなく、一度炊いた米のことです。
ごはんを冷凍保存しておくと、チンするだけで様々な料理に使えます。
一般的にごはんは冷蔵で保存するよりも、冷凍した方がおいしく保存できると言われています。
そのごはんの冷凍をよりおいしく保存するためのポイントをご紹介します。
ごはんの冷凍は常温で冷ましてから!
ごはんが炊けたら、一度冷ましましょう。
その後、冷凍容器もしくはラップに包みます。
お茶碗1膳分で分けておくと使いやすくなります。
ラップで保存する場合は平たく包みましょう。
冷めたら冷凍庫に入れて保存します。
ごはんの解凍は電子レンジでお手軽な”チン”
冷凍された状態で電子レンジに入れてチンするだけで解凍できます。
3分ほど温めて取り出し、お茶碗にうつし替えます。
ほぐしてからさらに2分温めると、ごはんが炊きたてのようにふっくらするんですね。
長期間冷凍していたごはんは乾燥していることが多いので、数滴水を加えて解凍すればパサパサになりにくいです。
ごはんが炊けたらすぐに冷凍の準備をすると、味が落ちるのを防げます。
他の冷凍保存に向いている食材
冷凍保存はほとんどの食材が可能ですが、特に冷凍保存に向いている食材や、逆に冷凍保存には向いていない食材もあります。
- 麺類
- 肉類
- 魚類
- 貝類
基本的には上記のようなものが冷凍保存をするのに適切です。
スーパーなどで冷凍した野菜を見かけることもるとはおもいますが、野菜は冷凍するよりもできるだけ新鮮な状態で使ったほうがいいです。
冷凍した食材は、基本的に冷凍のまま料理できます。
さっと茹でておいたり、カットしておいたりすればすぐ使えるので便利です。
なお肉魚類は鮮度の落ちが早いので、使わない分は買ったその日に冷凍処理してください。
冷凍食材には向かない食材
基本的には水分が多いものは、冷凍すると水分が抜けてパサパサになってしまうため、冷凍には向いていません。
冷凍に向いていない食材を以下でまとめてみました。
- きゅうり
- レタス
- 大根
- こんにゃく
- 豆腐
- 卵
- 芋類
スカスカになった野菜は歯ごたえが悪く、おいしくありません。
中には冷凍保存の方法を工夫すれば、冷凍しても問題ない食材もあります。
じゃがいもやさつまいもなどの芋類は、茹でてマッシュした状態ならば冷凍保存できます。
しかし芋類は基本的に常温でも保存することができるので、わざわざ冷凍する必要はないんですね。
まとめ
いかがでしたか?
冷凍保存をすることによって、食材を長持ちさせ無駄に捨てることがないんですね。
逆に冷凍保存の注意点として、冷凍庫の中で食材が眠りすぎて化石状態で見つからないように注意しましょう。
新鮮なまま食べるに越したことはありませんが、一人暮らしだとどうしても使い切れない食材が出ます。
食材を無駄にしないためにも冷凍保存という方法は覚えておくと便利です。
スーパーで安いものを買ってきて保存することで節約にもつながります。
料理する時間がない場合でも電子レンジで温めるだけで手軽に食事ができるので、冷凍保存を有効活用してみてください。