一人暮らしをしている学生さんの中でも、自宅のwifi環境、ネットの契約をどうしようか非常に悩みますよね。
引っ越すたびに生活スタイルが変わるので、生活スタイルに合わせてネット環境を整える必要があります。
今回は「一人暮らしの方に自宅のwifi環境、インターネットの契約を決める時にどのように決めたら良いか」を紹介していきます。
※今回は一人暮らしをしている方向けの記事なので、住んでいる建物はアパート、マンションを前提としていきます。
ネット回線は必要になったら契約
スマホのテザリング機能を使えば、パソコンをインターネットに繋ぐことができますので、一人暮らしを始めるからといって無理してネット回線と契約することはありません。
ただ、スマホだけでも月の7GB制限になってしまう人、テザリングまで使うと通信量が足りなくなるという人なら、ネット回線との契約を考えましょう。
一人暮らしならポケットWi-Fiを使うのがおすすめ!
一人暮らしなら固定回線ではなくポケットWi-Fiを使うのがおすすめです。
普通にネット接続したり、YouTube動画を観るぐらいの速度は充分出ます。
なにより持ち運んで使えるので、大学や外出先でWi-Fiスポットを探す手間もなくなります。
スマホが速度制限で遅くなったときにも、Wi-Fi接続すれば通信できますね。
あとはどのポケットWi-Fiを選ぶかなんですが、固定回線を使わないなら月の通信制限がないWi-Fiを選べばいいと思います。
月の通信制限がないポケットWi-Fiで有名なのがWiMAXです。
WiMAX 通信量
料金的にも月間の通信制限がないポケットWi-Fiの中でもかなり安いのですが、ご自宅やいつも使う場所がWiMAXの電波が入るかどうかはチェックしておく必要があります。
wifi環境orインターネット契約は3種類!
一人暮らし時に自宅にwifi環境を設置しようとする場合、大きく分けて3種類の方法があります。
それぞれのメリット、デメリットを解説していきます。
一人暮らしでインターネットの契約を考え中の方は是非参考にしてみてください。
これから一人暮らしをする人も、既に一人暮らしをしている人も必見です。
ネット環境は光回線、固定回線!
一人暮らしの方がインターネットを契約する時に一番多いのが光回線や固定回線のインターネット回線です。
不動産屋、引っ越し業者が紹介してくれたり、ポストにチラシが入っている事が多いため、光回線、固定回線を契約する人が多いんですね。
マンション内に設備(ポート)があり、外からインターネットを建物内の設備に入れて、そこから各部屋に供給してる形になります。
光回線、固定回線のメリット
- 通信速度が圧倒的に早い!
- 通信が安定している!
- 無制限で使用可能!
自宅のwifi環境としては、申し分がありません。
普段外では、Wi-Fi環境は必要ないという人には、光回線・固定回線で自宅のwifi環境を整えることをお勧めします。
光回線、固定回線のデメリット
- 自宅でしかwifi環境が利用不可
- 契約期間がある
- 工事費がかかる
- 契約期間中の解約は違約金が発生
マンションの設備に対応していなければ契約出来きません。
また契約期間(1年契約、2年契約など)があり、次の引っ越し先に引継ぎ出来ない可能性もあります。
自宅で取り扱うインターネット環境の為、外出時にwifi環境が使えません。
一人暮らしにオススメの光回線・固定回線
光回線、固定回線のデメリットは基本的にインターネット契約時や、部屋を退去する際に不便なんですね。
長い期間、その部屋に住むという人+外でのwifiの利用が必要でない人は光回線、固定回線がいいでしょう。
また、通信が安定している、使い放題で無制限というメリットがあり、
- 大容量のデータのダウンロード
- アップロード
- オンラインゲーム
- 長時間の動画視聴
wifi環境で大量に通信を行う人には光回線、固定回線がいいですね。
一人暮らしの光回線、固定回線をお勧めしない人
住んでいるマンションやアパートに光回線、固定回線の設備がない人は建物の外壁に壁を開ける工事が必要となります。
そのため大家さんや管理会社に許可を頂かなければなりません。
料金も少し高くなるためオススメはしません。
近々引っ越しを考えている人や、いつ引っ越すか全く分からない、出張、転勤などで短期的の予定で住んでいると言う人は光回線、固定回線の契約は見送った方が良いでしょう。
例えば、契約して半年後に引っ越す事になってしまった場合には、工事費や違約金など余計な出費が増えてしまう可能性があります。
外でもwifi環境が欲しい人は自宅に光回線、固定回線+ポケットwifiを契約しなければいけないので、高性能なポケットwifiを契約した方が良いと思います。
また引っ越しが多い一人暮らしの人は光回線、固定回線を契約する際には気をつけましょう。
オススメの光回線、固定回線は「フレッツ光」
マンションやアパートで光回線、固定回線のインターネットを契約する時にオススメなのは「フレッツ光」です。
固定回線、光回線は色々な業者があります。
その中でも、通信速度、エリア、マンション(アパート)への設備導入率で「フレッツ光」がナンバー1だと思います。
フレッツ光を契約していれば、光コラボ(softbank光やOCN光など)にも転用可能です。
迷ったら「フレッツ光」が無難です。
引っ越し多い人には置き型タイプのwifi
置き型タイプのwifiは自宅に置くだけでwifi環境を整える事が出来ます。
コンセントにつないで、電波の入りやすいところに置くだけなので、光回線、固定回線のように工事が必要ありません。
契約してルーターが手に入れば、翌日から使用する事が出来ます。
ソフトバンクやauからも発売されており、置き型タイプのwifiに契約する事で、月々の携帯代から割引を受ける事も可能です。
置き型wifiのメリット
以下が置き型Wi-Fiのメリットです。
- マンションやアパートに設備がなくてもwifi環境が作れる
- 工事費もかからず簡単設置可能
- softbankやauのスマホ料金の割引も可能
- 引っ越し先がエリア対応していれば、引き続き使用可能
置き型タイプのwifiのメリットは工事不要でコンセントに挿すだけで手軽にwifi環境が作れる事です。
引っ越しの時、光回線や固定回線の場合は引っ越し先でも工事が必要になります。
しかし、置き型wifiの場合は持って行ってコンセントに挿すだけなので別途費用が発生しません。
エリア内であればどこでもコンセントに挿すだけでwifi環境が作れるので、引っ越しが多い、引っ越しを検討している人は置き型wifiがオススメです。
また、softbank、auのスマホを持っている人なら、softbankで契約できる「softbank Air」、auで契約できる「Speed Wi-Fi HOME L01」という置き型タイプのwifiを契約する事で、スマホの料金に割引が入るので大変オススメです。(docomoからは発売されていません)
置き型wifiのデメリット
- 光回線よりも通信速度が遅く、通信も不安定
- 契約期間がある
置き型wifiのデメリットは光回線、固定回線よりも通信速度が遅く不安定な事です。
速度にこだわる人、通信制限がある時間がストレスに感じる人、大量の通信を行う人は光回線の方がいいでしょう。
softbankで契約できる「softbank Air」、auで契約できる「Speed Wi-Fi HOME L01」には契約期間があるんですね。
解約月以外での解約は解約金が発生してしまいます。
事前に確認しておきましょう。
置き型wifiがオススメの人
置き型タイプのwifiは引っ越しが多い人、自宅マンションに光回線の設備がない一人暮らしの人にオススメです。
光回線、固定回線の場合、引っ越しや転勤が多いとその都度工事が必要になります。
また、引っ越し先のマンション、アパートに光回線の設備が無い場合、解約しなけれならない場合も…。
置き型wifiなら引っ越し先でも工事不要です。
置き型wifiを持って引っ越す際には、一度引っ越し先で電波が入るかチェックしておきましょう。
置き型wifiが不向きな人
引っ越す予定もなく、自宅マンションに光回線の設備がある人は置き型wifiではなく光回線にした方が良いでしょう。
通信速度や通信の安定性は光回線の方が優れています。
大量の通信やオンラインゲーム、動画など、大量な通信を快適に行いたい人も光回線のほうがオススメです。
ただし「Softbank Air」は時間帯によって制限があります。
高層階住んでいる人は、通信が不安定なことも。
また、置き型wifiを置く場所によって通信速度が変わる事もあるので、家のどの場所に置くと通信速度が速いか色々な場所に置いて試してみた方が良いです。
オススメの置き型wifiの種類
一人暮らしのオススメの置き型wifiは「softbank Air」です。
「softbank Air」の他にも「Speed Wi-Fi HOME L01」という置き型wifiもあるのですが、コチラは3日で10GB使うと翌日に制限がかかるとの事で「softbank Air」の方がオススメです。
「softbank Air」はソフトバンクのスマホを持っていなくても契約可能です。
無制限のポケットwifiが無敵
ポケットwifiは家でも外出時にも使用でき、どこでも簡単にwifi環境を作る事が出来ます。
外にPC、タブレットなどを持ち出して、使用したいという学生はポケットwifiはオススメです。
携帯のキャリア(docomo、au、softbank)で契約するタイプのポケットwifiは「〇GBまで、〇GB以降は通信制限かかります」といったものが多いんですね。
一人暮らしの人がwifi環境としてポケットwifiを契約するのならば、通信容量が無制限のものにしましょう。
「wimax」や「民泊レンタルwifi」が通信容量が無制限を謳っているポケットwifiにあたります。
ポケットwifiのメリット
- 持ち運びの使用可能
- (民泊レンタルwifiは)契約期間なしなので、いつでも解約可能
ポケットwifiのメリットは持ち運びに優れていてどこでも使用可能な事です。
外出時でも、引っ越しの時でもwifi環境をいつでも自分の近くに作れるので気にすることなくwifiを使用できます。
また、「民泊レンタルwifi」では契約期間がないので、いつでも解約可能です。(wimaxは契約期間あり)
ポケットwifiのデメリット
- 光回線と比べると通信速度は遅い
- 条件によっては通信速度に制限がかかる
- 契約期間がある(wimax)
- エリアに通信速度を左右される(wimax)
ポケットwifiのデメリットは通信速度と通信容量にあります。
光回線と比べてしまうと、通信速度は劣ります。
しかし、動画を見たりゲームをする分には問題ありません。
大容量のファイルを頻繁にダウンロードしたり、アップロードする人は通信速度が制限される可能性があるので、光回線をオススメします。
通信制限に関しては「wimax」は3日で10GB使用すると翌日に通信制限がかかります。
「民泊レンタルwifi」では、月に50GB以上の使用で通信制限がかかる可能性も。
エリアに関しては、「wimax」は独自の通信網を使用しているので、都心部では強いですが、田舎のほうだと使い物にならない可能性があります。
また、建物などの障害物や鉄筋コンクリート造りのマンションに弱いんですね。
「民泊レンタルwifi」はソフトバンクの通信網を使用しているので、スマホの電波が入る場所なら大丈夫です。
一人暮らしの人にオススメのポケットwifi
家の外でもwifi環境が欲しい人、引っ越しの予定がある人、出張が多い人は持ち運びに長けているポケットwifiを契約する事をオススメします。
また、契約期間の縛りがあるのが嫌な人はポケットwifiの「民泊レンタルwifi」がオススメです。
大量のデータを通信しない、持ち運びたい、いつでも解約できる安心感を求める方はポケットwifiがオススメです。
一人暮らしの人に不向きなポケットwifi
大量のデータを通信し、通信速度を求めている人は光回線の方がお勧めです。
引っ越す予定もなく、外でのwifi環境使用を視野に入れていない人は光回線をオススメします。
一人暮らしの人にオススメのポケットwifi
一人暮らしにオススメのポケットwifiは「民泊レンタルwifi」です。
無制限のポケットwifiを契約する時にまずたどり着くのが「wimax」なのです。
ただ、「民泊レンタルwifi」は契約期間もないので、使ってみてダメなら「wimax」を使ってみるでも良いと思います。
「wimax」から先に契約してしまうと、契約期間の縛りがあるので解約金がかかってしまいます。
そのためまずは「民泊レンタルwifi」を契約する方が良いでしょう。
まとめ
今回は一人暮らしの人のためのインターネット契約、wifi環境の選び方をご紹介しました。
過剰にお金を払ってしまったり、生活の中でストレスを感じたりすることなく、インターネットの契約が出来るように一人暮らしの人は今回の記事を参考にしていただけると幸いです。
一人暮らしを始めると、固定回線の営業がけっこう来たりしますので、一人暮らしでのネット回線の契約についても考えてみます。